2013年5月17日金曜日

気仙沼市職員退職者会で講話を行いました!

515日(水)に気仙沼市職員退職者会で「こころの健康を保つためには~復興期のメンタルヘルス~」と題した講話をみやぎ心のケアセンターの福地医師が行い、55名の方にご参加いただきました。参加者の皆様は、復興の推進を地域で支える活動を担っておられる方々で、熱心に話を聞かれていました。

 講話では災害に関わるこころの動きやストレス対処などの話がありました。復興期の心理としては、格差による取り残され感、なかなか進まない現状への焦り、頑張ることへの虚しさなどが挙げられます。また、災害を経験した人が体験する心理に「生き残り罪責感」があります。ストレスは日常生活には付きものですが、自分に合ったストレス解消を持つことや自分自身をケアすることはとても大切です。

 参加者からは不眠についての質問がありました。講師からは、必要な睡眠時間には個人差があり、寝不足だと感じる人には昼寝の勧め、眠くなってから布団に入ること、規則正しい睡眠リズムのために同じ時間に起きるなどの助言がありました。
今回の講話が地域で活動される皆様のお役に立てばと思います。
 





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