この「ワーキング」には公的機関や民間施設などこの地域の保健医療福祉に関係する多くの機関が参加しています。昨年の7月より気仙沼市・南三陸町の住民の心の健康の向上を図るためにはどんなことをすればよいのか、参加者全員が意見を出し合い検討しました。そこから高校生を対象とした出前講座のアイディアがうまれました。
この出前講座は2部構成になっています。
第1部は寸劇です。1人の高校生を主人公に、高校生の日常にありがちな悩みやストレスにどのように対処したらよいかを伝えます。
主人公は最近、ちょっとしたことがきっかけで仲の良い友だちからLINEで仲間はずれにされているのではないかと不安になり始めます。
仲よし3人組のはずが。。。 |
家族にも相談できないし。。。 |
主人公はこの不安を相談しようか迷います。
相談してみようか悩む主人公 |
そんなことくらいで相談したら笑われるという自分の“心の声”
「安心して相談してごらん」というもうひとりの“心の声”
よかったですね。
第2部では地元にある身近な相談窓口をスライドで紹介しました。
主人公が散歩をしながら相談機関をめぐります。 |
気仙沼市・南三陸町でもこんなにたくさんの相談機関があるんです。 |
ワーキングメンバーによる白熱した演技に、参加した高校生も先生方も集中して見て下さっていました。
今回の出前講座でちょっとした悩みでも相談できること、相談できる場所が地元にあるんだということを高校生の皆さんに伝えられたと思います。
「気仙沼管内精神保健医療福祉連絡会議ワーキング」は、来年度もこの地域に住んでいる皆さんの心の健康の向上を目的に活動を続けていきます。心のケアセンターも一緒にやっていきたいと思います。
~「あの種は今」コーナー~
前回ご紹介した「あの種は今」コーナー。
最近の要数です。
平成28年3月9日撮影 |
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