2020年12月23日水曜日

心の健康に関する講話を行いました

 












年末の何かと慌ただしい頃ですが、

皆さま、体調などいかがでしょうか。

 

気仙沼でも、雪が降ったり、

近くの川に白鳥がやってきたりと、

冬を感じる毎日です。

出勤途中で見かけた白鳥は、まだ寝ていました

 


最近の当センターは、

講話や研修のご依頼が続きました。


今回は、気仙沼市内で住民さんを対象に行った講話から、

スライドを抜粋してご紹介します。

 

この時の講話は、

東日本大震災やコロナ禍による心への影響と、

それを踏まえての心の健康づくりの

お話でした。

 

はじめに、

震災から年数を経た今でも、

ふとしたことをきっかけに

心身の不調が生じ得ることをお伝えしました。

心身の不調が生じてもおかしいことではないですので、

無理せず、休養や相談をお勧めしたいです




また、

コロナ禍の中では、目に見えないことだけに不安が高まったり、

感染対策に気をつかうなどで緊張が続くことも考えられます。

そうした中で、意識していただきたいことをお伝えしました。


これらはコロナ禍だけでなく、普段から心の健康に役立ちます








その他にも、心の健康に役立つことをいくつかご紹介しました。

 

自分を労わるような頭の中の独り言は、心の健康に役立ちます








どの講話でも、ご参加の皆さまはしっかり

聞いてくださっていました。

 

新型コロナウィルスの感染対策を取りながら、

こうしたことを地道に続けて、

一人でも多くの住民の方々に

心の健康について知っていただきたいと思います。

 

お運びいただいた皆さま、ご依頼くださった関係機関の皆さま、

ありがとうございました。

 

さて、末筆になりましたが

今年もたいへんお世話になりました。

来年もまたどうぞよろしくお願いいたします。


職員手作りドアストッパー☆クリスマスバージョンです












メリークリスマス!よいお年をお迎えください












2020年11月24日火曜日

気仙沼市&南三陸町のパネル展示

 


 






皆さま、冬が近づいてきました。

体調などいかがでしょうか。

 

前回のブログでご紹介した、気仙沼市さんの

健康づくりに関するパネル展示に、

当センターも参加いたしました。

 

令和21019日(月)から1030日(金)までは

気仙沼市役所ワン・テン庁舎2階、

112日(月)から1113日(金)までは

気仙沼市民健康管理センター「すこやか」内で

展示されました。

市役所ワン・テン庁舎にて







 

 

 



市民健康管理センター「すこやか」にて








当センターのパネルです












また、南三陸町さんは、1110日から16日の

アルコール関連問題啓発週間に合わせて、

南三陸町総合ケアセンター内に

パネルを設置したとのことでした。

 

設置にあたっては当センターから出向している

職員が協力し、当センターで作った◯✖クイズも

活用していただきました。


総合ケアセンターの入り口近く



 





◯✖クイズは紙をめくると答えが書いてあります









どちらも市民や町民の方がたくさん通る場所ですので、

多くの人の目に触れていただけたことと思います。

 

新型コロナウイルスの感染対策を行う中で

市町の皆さんが工夫して事業を実施していることを感じました。

 

 

ミニコーナー「あの種は今」

 

先日、お休みを利用して、

気仙沼市保健推進員連合会 鹿折地区協議会さんが制作した

ウォーキングマップの「鹿折モンスターゴールドコース」を

歩いてみました。


刈った稲を干しています


 










消防車マンホール


 





海とはまた違う、気仙沼の美しい風景を眺めたり、

川のせせらぎや木の葉のすれる音をきいたりして、

良い時間となりました。




 

 


2020年10月15日木曜日

気仙沼市の啓発活動に参加しました

 皆さま、たいへんごぶさたしておりました。

いかがお過ごしでしょうか。

今夏は厳しい暑さでしたが、急に朝晩冷え込んだりして、

身体がついていかない、という方もいらっしゃるのではないのでしょうか。

 

コロナウィルス対策の職員手作りドアストッパー







ハロウィーンバージョン


気仙沼地域センターの近況は、

新型コロナウイルス感染症対策を取りながら、

通常通り、個別のご相談をお受けしているような状況です。

 

訪問に向かう途中の、気仙沼大島にかかる橋からの美しい眺め

「守っています みどりの真珠 大島を」
訪問中に大島の中で見かけた、子どもたちの絵




















それ以外の事業は、3密を避けるため、

なかなか例年通りというわけにはいきませんが、

新しい形を模索しながら取り組んでいます。

 

9月の自殺予防週間に合わせ、気仙沼市さんの

自死予防に関する啓発活動に協力参加しました。

 

気仙沼市さんが作成したパネルを、

市役所本庁や支所、スーパーなど、市内6か所に

一緒に設置しました。

 

市役所ワン・テン庁舎にて










初の試みとして、より多くの市民の方に見てもらえるように

図書館にも展示しました。

図書館の1階にて


 








展示期間の終了後にも、図書館の職員さんが

心の健康に関する本の特設コーナーを作ってくれて、

いのちに関する本や相談先案内のチラシを

置いてくださっています。

 

パネル展示の他には、

ラジオ番組の中や、新聞のコラム掲載を通した

情報発信にも、一緒に取り組みました。

これには、地元のラジオ局と新聞社にもご協力いただきました。

 

10月には、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、

例年開催していた「歯と健康のつどい」と

「健康フェスティバル」に替えて、

健康づくりに関するパネル展示を行います。

 

お近くにお越しの際は、どうぞお立ち寄りください。


健康づくりに関するパネル展示

〇令和21019日(月)~1030日(金)

気仙沼市役所ワン・テン庁舎2

〇令和2112日(月)~1113日(金)

   気仙沼市民健康管理センター「すこやか」


ミニコーナー「あの種は今」












気仙沼大島の橋に次いで建設中の、大きな橋の名前が

「気仙沼湾横断橋」に決まったそうです。

開通が楽しみですね。

2020年4月22日水曜日

令和2年度になりました





















皆さま、こんにちは。
令和2年度がスタートしました。

例年ですと今の時期は、事業の準備をしたり、
様々な予定が入ってきたりしていますが、
今年度は、新型コロナウィルスの影響を受けて、
いつもと違う新年度スタートになりました。

気仙沼市内でもマスクや消毒液が手に入らず、
トイレットペーパーや一部の食料品も
品薄になるといった状況です。


手前にあるのが布マスクです















また、感染やその対策の状況が
日ごとに変わっていきます。
当センターも予防対策として、常時、窓と入り口を開けて、
換気をしています













職員手作りドアストッパーです
こいのぼりも飾ってくれました
























そのような中で、
「東日本大震災の時を思い出す」
というお声を、いろいろな場面で耳にします。

まだまだ分からないことが多く、先の見通しが立っていない
新型コロナウィルスの影響が人々の心にどう及ぶか、

東日本大震災の記憶がよみがえるなどで
こころの健康状態に影響が出ないか、

よくよく気をつけていかなければと感じます。


そのような中、ラヂオ気仙沼さんからお声がけを
いただき、新型コロナウィルスに関連した
こころの健康に関する呼びかけを
流していただくことになりました。
ラジオ気仙沼さんの番組表です




















417日から開始しています。
ラヂオ気仙沼さんと、
気仙沼市健康増進課さんと力を合わせて
取り組んでいます。


こういう状況だからこそ、
住民の皆さまや関係機関の方々とのつながりを
さらに大切にして、
令和2年度も進んでいきたいと思います。
よろしくお願いいたします。


ミニコーナー「あの種は今」
気仙沼の桜の風景をご覧ください。
今年も美しく咲きました。

























2020年3月31日火曜日

気仙沼市自死対策強化月間 & 三陸新報こころ通信


皆さま、ごぶさたしておりました。
あっという間に3月末ですね。

23月はコロナウィルス対策で、事業や会議の
延期や中止が続きました。

コロナウィルスについては、
収束のめどがはっきりしていない状況の中、
不安が高まって心に負担がかかるなど
住民の皆さんへの影響も懸念されます。
私たちも自分自身の予防は大前提ですが、
そのあたりも注視していきたいと思います。

そのような中、気仙沼市さんの自死対策強化月間事業が
ありました。
コロナウィルス対策のため、当初の予定より縮小しての
実施でした。
私たちもパネルの作成や展示をご一緒に行いました。

3月17日から3月25日まで、
気仙沼市役所のワン・テン庁舎2階に展示しました



知っていただきたいことをパネルにまとめました





































もともとの予定では、関連するリーフレットやグッズを
市内のスーパーなどの店頭で、みんなで配布する予定でしたが、
これもコロナウィルス対策により、店頭配布はできませんでした。
来年度は実現できると良いなと思います。

配布予定だったリールレットとグッズは、
「ご自由にお持ちください」になりました

















また、今月は311日の鎮魂の日もあり、
三陸新報さんのコラム「こころ通信」に、
今年も以下のような記事を掲載していただきました。

令和2年3月11日に三陸新報さんに掲載されました





















9年という時間を経ても、現在も震災に関係する
ご相談をお寄せいただいています。

当センターの相談室です

















令和元年度も、たくさんの人と出会い、
対話し、力を合わせて進むことができました。
皆さま、ありがとうございました。
来年度もよろしくお願いいたします。

2020年1月6日月曜日

令和2年


新しい年を迎えました。

今年もあそびーばーさんから素敵なお正月飾りをいただきました
















昨年は、台風19号の被害が気仙沼や南三陸にも残された一方で、
気仙沼では気仙沼大島の橋が開通したり、個人宅やお店などの
再建が見られたり、
南三陸では1220日に仮設住宅からすべての人の退去が
完了するなど、
見える形での復興の進展が感じられることも続きました。

そうした中、目には見えない心の面の復興は、
単純な道筋ではないことも多く、当センターへいただくご相談も
途切れることがありません。

今年も初心を忘れず、
住民の方々の声に丁寧に耳を傾け、
関係機関の皆さま方と協力し合って
いきたいと思います。

皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

ある災害公営住宅の方からいただいた、大島の柚子です。
お風呂に入れたり、お料理に使ったり、柚子湯にして飲んで、
ぽかぽかになりますよ~。